ウルグアイの教育

ウルグアイの教育(ウルグアイのきょういく)では、ウルグアイ東方共和国教育について述べる。

概要

ウルグアイは、初等教育が6年、中等教育が6年であり、中等教育の前半3年までが義務教育である[1]。授業は月曜日から金曜日に行われ、午前もしくは午後のみ授業をおこなう学校もあれば、1日中授業をおこなう学校もある[1]

初等・中等教育

すべての公立学校において、白いアウターウェア制服として定められており、裕福な家庭の子も貧しい家庭の子も平等という精神を表している[1]私立学校でも大抵は制服が定められているが、ジャージーが一般的である[1]。ウルグアイの公立小学校では1人1台ノートパソコンが貸与され、それを使用した授業が一週間に2時間から3時間あり、他の授業でも調べ物をする際に使用する[1]文化祭では生徒の作品を展示し、課外活動として、博物館美術館劇場などに行くこともある[1]

夏休みは2か月から3か月、冬休みは2週間、春休みは1週間程度であり、ウルグアイは南半球に位置するため、夏休みは12月半ばから2月までとなるが、日本のように宿題などはない[1]

ウルグアイの公立学校には、しばしば国の名前がついているものがあり、「日本」学校は4つある[1]

高等教育

ほとんどの大学で入学試験はなく、誰でも入学できるが、卒業するのは困難である[1]国立大学は学費が無料であり、働きながら、あるいは子育てをしながら大学に通う人もいる[1]

ウルグアイの唯一の総合国立大学である共和国大学(スペイン語版)では、日本からシニアボランティアが講師として派遣されており、アジア言語で唯一、日本語講座が正規の授業として開講されており、ウルグアイは日本への関心が高い国である[2]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j “世界の学校を見てみよう ウルグアイ東方共和国(Oriental Republic of Uruguay)”. 外務省. (2012年12月). オリジナルの2015年11月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20151115114211/https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/kuni/0103uruguay.html 
  2. ^ “ODAメールマガジン第205号”. 外務省. (2011年5月25日). オリジナルの2020年11月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201123225615/https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/bn_205.html 
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