グイード・オルン=ダルトゥーロ

グイード・オルン=ダルトゥーロ

グイード・オルン=ダルトゥーロ(Guido Horn-d'Arturo, 1879年2月13日 - 1967年)は、イタリア天文学者金星水星太陽面通過の観測時に見られるブラック・ドロップ効果の研究などで知られる。

当時オーストリア=ハンガリー帝国領であったトリエステで生まれ、ウィーン大学で天文学を学んだ。トリエステ(1904年 - 1907年)、カターニア(1907年 - 1910年)、トリノローマ大学の各天文台で働いた後、第一次世界大戦ではイタリア軍に志願し、その時に自ら姓にイタリア風のダルトゥーロ(「アークトゥルスの」の意味もある)を加えた。1920年からボローニャ大学の天文学の教授となった。ユダヤ系であったので1938年の人種法により教授職を追われたが、1945年に復帰した。

ボローニャのサン・ヴィットーレ天文台で発見された小惑星 (3744) オルン・ダルトゥーロは、ダルトゥーロに因んで命名された[1]

関連項目

脚注

  1. ^ “(3744) Horn-d'Arturo = 1966 VQ = 1979 YF8 = 1983 VE”. MPC. 2021年8月28日閲覧。

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