シエラレオネの空港の一覧

シエラレオネ空港の一覧を示す。

シエラレオネには現在約8ヶ所の空港があるとされるが、舗装済の滑走路を持つ唯一の空港はルンギ国際空港である。2010年代にはマママ国際空港の建設計画が発表されたが、中華人民共和国からの融資も含め4億ドルにもおよぶ建設費が大問題となり2018年に中止され[1]、既存のルンギ国際空港の新ターミナル建設による改装とルンギ橋建設によるアクセス改善を行った。

残りの空港は、Google Mapの航空写真[2][3]などで見てもターミナルビルが明確に存在するものがほとんどなく、運営状況が明確ではない。現政権は空港の再整備により国内空運を再活性化するとの計画が言及されている[4]が、見通しは不明である。

過去、シエラレオネでの国内線は、エア・レオネ、パラマウント航空、シエラレオネ・ナショナル航空、イーグル・エアなどの航空会社が就航していたが、2023年6月現在すべての国内航空会社が運航停止・事業停止しており、国内線の定期運行はない[5]

空港

都市 ICAO IATA 空港名 備考
ボー GFBO KBS ボー空港(英語版)
シェルブロ島(英語版) GFBN BTE シェルブロ国際空港(英語版) 閉鎖[6][7]
フリータウン GFHA HGS ヘイスティングズ空港(英語版) 滑走路の一部が売却されたとの疑惑調査に入ったとの報道あり[8]
フリータウン GFLL FNA ルンギ国際空港 フリータウン国際空港とも呼ぶ。
グバンバトク GFGK GBK グバンバトク空港(英語版)
カバラ(英語版) GFKB KBA カバラ空港(英語版)
ケネマ GFKE KEN ケネマ空港(英語版)
イェンゲマ(英語版) GFYE WYE イェンゲマ空港(英語版)

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “中国の巨額支援、アフリカは「債務地獄」に苦しみ始めているのか”. AFP (2018年12月28日). 2018年12月28日閲覧。
  2. ^ カバラ空港[1]
  3. ^ ボー空港[2]
  4. ^ “Sierra Leone to revamp domestic air transport”. Politico SL (2020年8月13日). 2023年6月27日閲覧。
  5. ^ [3]
  6. ^ “Sweet Salone” (英語). Sweet Salone. 2018年8月24日閲覧。
  7. ^ “Google Maps” (英語). Google Maps. 2018年8月24日閲覧。
  8. ^ “𝐒𝐭𝐚𝐭𝐞 𝐇𝐨𝐮𝐬𝐞 𝐎𝐫𝐝𝐞𝐫𝐬… 𝐇𝐚𝐬𝐭𝐢𝐧𝐠𝐬 𝐀𝐢𝐫𝐟𝐢𝐞𝐥𝐝 𝐋𝐚𝐧𝐝 𝐒𝐚𝐥𝐞 𝐓𝐨 𝐁𝐞 𝐈𝐧𝐯𝐞𝐬𝐭𝐢𝐠𝐚𝐭𝐞𝐝” (英語). Global Times (2022年8月30日). 2023年6月25日閲覧。

外部リンク

  • Great Circle Mapper:Sierra Leone(英語)
北アフリカ
東アフリカ
南部アフリカ
中部アフリカ
西アフリカ
その他
海外領土等
各列内は五十音順。
「その他」は国家として承認する国が少ない、または無いものであり、国際連合には非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
  • 1 一部はアジアに含まれる。
  • 2アジアにも分類される。
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