中学年

中学年(ちゅうがくねん)は、小学校の3・4学年、またその学年の児童のこと。なお、この「中学年」という言葉を使わず、高学年(4 - 6年生)と低学年(1 - 3年生)に二分する場合もある。

本来、単に学年を意味する言葉でしかないが、日本の小学校は年齢主義によって運営されているため、年齢はほとんどが8 - 10歳(10歳からプレティーン)である。

中学年の特徴

  • 学習指導要領ではおもに4年生からクラブ活動を始めると規定されている(3年生、5年生から始まる学校もあり)。
  • 10歳になる4年生で、2分の1成人式を行う学校が増えている。
  • 生活に代わり理科・社会の授業が始まる。
  • 英語・総合的な学習の時間の授業が始まる。
  • 体育の授業に保健が加わる。
  • ギャングエイジの年齢にあたる。
  • 男子は中学年の間、思春期前の状態が続くが、早い者は中学年の間に思春期に入る。女子は中学年の間までに思春期に入る者が多くなるが、遅い者は中学年の間も思春期前の状態が続く。[1][2][3][4]

関連項目

脚注

  1. ^ “思春期の性成熟と成長”. たなか成長クリニック. 2022年5月9日閲覧。
  2. ^ 大山建司「<総説> 思春期の発現」『山梨大学看護学会誌』第3巻第1号、山梨大学看護学会、2004年、3-8頁、doi:10.34429/00003695、ISSN 1347-7714。 
  3. ^ “思春期早発症とは”. 武田薬品. 2022年5月9日閲覧。
  4. ^ “思春期早発症の症状”. 武田薬品. 2022年5月9日閲覧。
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