分衆

分衆(ぶんしゅう)とは1985年博報堂生活総合研究所編の「分衆の誕生」にて定義され、同年の新語・流行語大賞に選ばれた語である。ある製品が普及し1世帯あたりの平均保有数が1以上になることをいう。たとえば自動車テレビのように1世帯に1台だったものが1世帯に2台ないしは1人1台のように状況が変化することである。

関連項目

ウィクショナリーに分衆の項目があります。
歴代の新語・流行語大賞の受賞者 (年間大賞選定以前) >>
第1回(1984年)
オシンドローム(新語)

ジェーン・コンドン(『タイム』フリー記者)

まるきん まるび(流行語)

渡辺和博(イラストレーター)

第2回(1985年)
分衆(新語)
イッキ!イッキ!(流行語)
第3回(1986年)
究極(新語)
新人類(流行語)
第4回(1987年)
マルサ(新語)
懲りない○○(流行語)
第5回(1988年)
ペレストロイカ(新語)

ニコライ・ソロビエフ(駐日ソビエト連邦大使)

今宵はここまでに(いたしとうござりまする)(流行語)
第6回(1989年)
セクシャル・ハラスメント(新語)

河本和子(弁護士)

オバタリアン(流行語)
第7回(1990年)
ファジィ(新語)

三上遵太郎(松下電器産業電化研究所所長)

ちびまる子ちゃん(現象)(流行語)

トーマス・リード(『ワシントン・ポスト』東京支局記者)

※受賞者の役職は当時のもの。
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