前鋸筋

前鋸筋
赤い所が前鋸筋
Serratus anterior と書かれているのが前鋸筋
ラテン語 musculus serratus anterior, serratus lateralis
英語 Serratus anterior
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
肋骨(第1~第9)腱弓
肩甲骨内側縁
外側胸動脈 (上部), 胸背動脈 (下部)
長胸神経 (腕神経叢 C5, 6, 7から起こる)
作用 肩甲骨を前外方に引く。肩甲骨が固定されていると肋骨を引き上げる
アナトモグラフィー 三次元CG
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前鋸筋(ぜんきょきん、英語: serratus anterior)は、胸部の筋肉のうち、胸郭外側面にある胸腕筋のうちの一つ。肋骨(第1~第9)腱弓を起始とし、肩甲骨と胸郭との間を後上方に走りながら、肩甲骨に停止する。

肩甲骨を前外方に引き、肩甲骨が固定されていると肋骨を引き上げる作用がある。

画像

  • 前鋸筋。赤色で示す。肩甲骨は半透明にしてある。
    前鋸筋。赤色で示す。肩甲骨は半透明にしてある。
  • 左肩甲骨の肋骨側の面。前鋸筋が付着するのは左端の領域。
    肩甲骨の肋骨側の面。前鋸筋が付着するのは左端の領域。
  • 胸部および上肢の筋。画像中央小胸筋の下に、前鋸筋が見える。
    胸部および上肢の筋。画像中央小胸筋の下に、前鋸筋が見える。
  • 前鋸筋
    前鋸筋
  • 腋窩動脈とその枝。前鋸筋は画像中央付近。
    腋窩動脈とその枝。前鋸筋は画像中央付近。
  • 左上肢の神経。前鋸筋は画像の左端に見える。
    左上肢の神経。前鋸筋は画像の左端に見える。

関連項目

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  • Terminologia Anatomica
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