吉沢久嘉

よしざわ ひさよし
吉沢 久嘉
プロフィール
本名 吉沢 久嘉[1]
性別 男性
出身地 日本の旗 日本東京都[2]
死没地 日本の旗 日本東京都世田谷区代沢[3]
生年月日 (1929-01-26) 1929年1月26日
没年月日 (1979-01-20) 1979年1月20日(49歳没)
身長 167 cm(1965年時点)[4]
職業 俳優声優
俳優活動
活動期間 1950年代 - 1979年
ジャンル テレビドラマ舞台
デビュー作 農民1 (『三角帽子』)[4]
声優活動
活動期間 1950年代 - 1979年
ジャンル アニメ、吹き替え
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吉沢 久嘉(よしざわ ひさよし、1929年1月26日[4][5][1] - 1979年1月20日[3])は、日本男性俳優声優東京都出身[2][4]。本名同じ[1]。劇団東芸に所属し、幹部も務めていた[3]

人物

早稲田大学高等師範部英語科卒業[4]

1950年9月、ふどうの会に入団し、1956年1月に退団[4]。同年7月に劇団仲間に入団し、1960年3月まで在籍[4]。1961年7月、劇団東演に入団[4]。劇団と並行して東京俳優生活協同組合にも所属していた[1]

声優業では吹き替えを中心に活動した。

1979年1月20日、京王井の頭線池ノ上駅でホームから線路に転落し電車にひかれて急逝[3]。49歳没。詳細は不明だが、劇団の関係者によると稽古による疲労が原因で、誤って線路へ転落。入って来た電車にはねられたという。

後任

吉沢の没後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任・代役 キャラクター名 概要作品 後任・代役の初担当作品
嶋俊介 レッドインパルス /
鷲尾健太郎
科学忍者隊ガッチャマン 科学忍者隊ガッチャマンF
山内雅人 レナード・マッコイ スタートレック」シリーズ 『スタートレック』(テレビ朝日版)
小島敏彦 宇宙大作戦』LD版追加収録部分

出演作品

テレビドラマ

  • マグマ大使(1966年) - 中央気象台地震課所長 役

映画

  • 海っ子山っ子
  • 千羽鶴

吹き替え

映画

ドラマ

  • 宇宙大作戦ドクター・レナード・H・マッコイデフォレスト・ケリー〉)
  • 鬼警部アイアンサイド(デニス・ランドール署長〈ジーン・リオンズ〉)
  • シェーン(トム・スターレット〈トム・タリー〉)
  • スパイ大作戦
    • 生贄(フォルチュナ大統領)
    • 第四帝国を阻止せよ(クライスター提督)
    • 偽造フィルムを暴露せよ(助監督、エリック)
    • 黒の壊滅命令(前・後編)(ドクター・リース)
    • 二重スパイをでっちあげろ!(ドクター・ウォルターズ)
    • 3-#23 大統領
    • 札束廃棄作戦(大蔵省の金庫室の係り)
    • 暗殺スパイ「山猫」(TVインタビュアー)
    • “怪物”粉砕作戦(アキタ警部)
    • 暴力協同組合(フランク・ブラディ)
    • 架空殺人事件(アドラー)
  • スペース1999 宇宙の破壊者・核爆弾船(アーコン)
  • 地上最強の美女バイオニック・ジェミー(ジム〈フォード・レイニー〉)
  • 電撃スパイ作戦(#1 キスレンカン〈ジョセフ・フュルスト〉、#18 支配人)
  • 逃亡者(#4 リポーター〈バック・ヤング〉、#97 医者、#113)
  • 特攻ギャリソン・ゴリラ(#5 ブレスウェイト〈ノエル・ドレイトン〉)
  • プリズナーNo.6 地図にない村(医者)
  • プロテクター電光石火 仕掛け人ハリー(デ・サントス)

人形劇

  • キャプテン・スカーレット
    • 無人機をストップ!(DT19機長)
    • タイムを追え!(マグナス博士)
    • スペクトラム基地あやうし!(カーニッツ博士)
  • サンダーバード
    • 危険な遊び(ジェイムソン大佐)
    • 太陽反射鏡の恐怖(ラングレン博士)
  • ジョー90
    • 戦慄の脱獄囚(マコーマック首相)
    • 細菌爆弾X-41(バクスター博士)
    • 海上大爆発(船長、港湾放送)
    • 愉快なまぼろし作戦(ハリス)
  • スーパーカー(ザリン)※フジテレビ版
  • ロンドン指令X
    • 特急列車強盗(リード)
    • 新兵器アクアタンク(ブレアー大佐)

テレビアニメ

出典

  1. ^ a b c d 文化人名録』《昭和43年版》日本著作権協議会、1968年、1051頁。 
  2. ^ a b “吉沢久嘉の解説”. goo人名事典. 2022年1月9日閲覧。
  3. ^ a b c d 「ニュース」『テアトロ』No.433、カモミール社、1979年3月、219頁。 
  4. ^ a b c d e f g h 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、328頁。 
  5. ^ 「ゆ - よ」『タレント名鑑』《NO2》芸能春秋社、1963年、104頁。 
  6. ^ “決断”. メディア芸術データベース. 2016年9月8日閲覧。

外部リンク

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