吉田雄悟

獲得メダル
日本の旗 日本
セーリング男子470級
世界選手権
2009 コペンハーゲン
アジア競技大会
2010 広州

吉田 雄悟(よしだ ゆうご、1983年11月11日 - )は、佐賀県出身の男性セーリング選手。2012年ロンドンオリンピックセーリング男子470級日本代表。妻は同じくセーリング選手の吉田愛

来歴

佐賀県唐津市出身。佐賀県立唐津西高等学校で競技を始める。法政大学に進み2005年第23回ユニバーシアード競技大会では一学年下の宮田真伍とのペアで8位[1][2]。卒業後も競技を続け、原田龍之介アビームコンサルティング)とのペアで2009年の470級世界選手権では日本勢として13年ぶりの表彰台となる3位に入り[3]2010年アジア競技大会においては同じく原田とのペアで優勝を果たす。2012年のロンドンオリンピックも原田とのペアで470級日本代表の座を射止めたが、結果は18位と満足できるものでは無く、次のリオデジャネイロでは引退した原田に代わり新たに松永鉄也スリーボンド)とペアを組み出場を目指したが代表選考レースの最終日に土居一斗(英語版)今村公彦組に逆転を許し代表の座を逃した。

その後、2017年のアメリカズカップに参戦するソフトバンク・チーム・ジャパンのクルー募集に応募。早福和彦総監督以外は外国人クルーで構成されていたチームにとって初の日本人クルーとして元ボート選手の笠谷勇希と共に合格した[4]。さらに2019年、新たに創設されたセーリングの国別対抗戦、SailGPにも日本チームの一員(グラインダー)として出場[5]。初回大会を2位で飾った[6]

ほか、国内大会では全日本470級選手権を原田とのペアで2008年、2009年の2回、松永とのペアで2012年の計3回優勝[7]国体では岡田奎樹とのペアで2014年[8]2018年[9]の2回優勝を果たしている。

脚注

  1. ^ “ユニバーシアード競技大会(2005/イズミル)成績一覧 セーリング”. 2021年3月21日閲覧。
  2. ^ “JSAF 第23回ユニバーシアード 8月20日 最終報告”. 2021年3月21日閲覧。
  3. ^ 2009年世界選手権レポート日本470協会公式ウェブサイト
  4. ^ アメリカズカップへ思いを馳せる新戦力五輪の夢破れた2人の未知なる挑戦スポーツナビ - 2016年2月9日
  5. ^ “日本から世界へ。吉田、笠谷、高橋が加入、SAILGP日本チーム発表”. バルクヘッドマガジン. (2018年11月20日). https://bulkhead.jp/2018/11/63299/ 2021年5月4日閲覧。 
  6. ^ セーリングGP、15日開幕 吉田雄悟「目標は勝つこと」日本経済新聞 - 2019年2月13日
  7. ^ 全日本470級選手権 歴代TOP3日本470協会公式ウェブサイト
  8. ^ =長崎がんばらんば国体= セーリング 吉田・岡田、南里V佐賀新聞 - 2014年10月16日
  9. ^ 吉田・岡田組が頂点 福井国体・セーリング佐賀新聞 - 2018年10月3日

外部リンク

  • 吉田雄悟 - Olympedia(英語) ウィキデータを編集
  • JOC選手個人データ - 吉田 雄悟
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