復顔(ふくがん)とは、頭蓋骨をもとに生前の顔を法医学により推定し、型どりした物に粘土等で肉付けして[1]義眼を付け、色付けしたりかつらを被せたりして復元する技術である。
身元不明の白骨死体の身元調査のために公開して情報提供を求めたり[2]、考古学で遺跡などから発掘された頭蓋骨により、頭部の人種的特徴などを確認するために行われる[3]。
以前はテレビドラマ等で手作業でのシーンが放送されたりしたが、近年は情報処理技術によりコンピューターで3次元データとして作成されて、CGで表現され、表情を変える事などもできる。
脚注
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- ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉、精選版. “復顔とは”. コトバンク. 2020年12月8日閲覧。
- ^ “身元(6完) 生前の表情 骨から再現”. 河北新報. (2020年9月19日). https://www.kahoku.co.jp/special/spe1217/20200919_01.html 2020年12月9日閲覧。
- ^ 第2版、日本大百科全書(ニッポニカ)、世界大百科事典内言及, 世界大百科事典. “復顔法とは”. コトバンク. 2020年12月8日閲覧。
関連項目