直隷地震

座標:

直隷地震の位置(中華人民共和国内)
直隷地震
震源の位置

直隷地震(ちょくれいじしん)は、1290年9月27日に、中国直隷(現在の河北省一帯)の寧城付近で発生したマグニチュード(M)6.8の大地震。渤海地震とも。最大震度は、メルカリ震度階級IXと推定される。応県の奉国寺のほか、480棟の店舗、多数の家屋が倒壊するなどし、『元史趙孟頫伝に拠れば約10万人が犠牲になったと記されている[1]

出典

  1. ^ “甚大なる被害をもたらした世界25の地震 (2015年5月6日) - エキサイトニュース(5/8)”. エキサイトニュース. 2021年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月20日閲覧。
中国の地震
主な地震
古代・中世
  • 北魏山西地震(中国語版)(512年、M7.5)
  • 前ゴルロス地震(中国語版)(1119年、M6.75 - )
  • 直隷地震(1290年、M6.8)
  • 洪洞地震(1303年、M8.0)
近世
  • 嘉靖華県地震(1556年、M8.0)
  • 天啓寧夏地震(中国語版)(1622年、M7.0)
  • 郯城地震(1668年、M8.5)
  • 京師大地震(中国語版)(1679年、M8.0)
  • 康煕甘粛地震(中国語版)(1718年、M8.0)
  • 平羅地震(1739年、M8.0)
  • 道光西昌地震(中国語版)(1850年、M7.5)
  • 武都地震(1879年、M8.0)
20世紀以降
関連項目
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