藤井彩子

ふじい あやこ
藤井 彩子
2006年10月、地上デジタル放送推進大使として御堂筋パレードでPRする
プロフィール
本名 小川彩子
出身地 日本の旗 東京都新宿区
生年月日 (1969-08-23) 1969年8月23日(54歳)
血液型 A型
最終学歴 青山学院大学文学部卒業
勤務局 NHK名古屋放送局
部署 コンテンツセンター
職歴 松江(1993.6 - 1997.7)
大阪(1997.7 - 2000.3)
東京アナウンス室(2000.3 - 2004.3)
→大阪(2004.3 - 2009.3)
→東京アナウンス室
日本語センター出向
→ラジオセンター
→東京アナウンス室(2009.4 - 2021.3)
名古屋(2021.3 - )
活動期間 1993年 -
配偶者 NHK職員(2003年 - 2012年)
古今亭菊之丞(2013年3月 - )
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照
その他 地上デジタル放送推進大使(大阪局)
アナウンサー: テンプレート - カテゴリ

藤井 彩子(ふじい あやこ、1969年8月23日 - )は、NHKアナウンサー

人物

東京都生まれ。祖父は弁護士裁判官である父親の転勤に伴い、北海道大阪府神奈川県などで育つ[1]大阪府立北野高等学校を経て[2]青山学院大学文学部を卒業後、1993年にNHK入局。

嗜好・挿話

  • 入局当初はスポーツを担当し、高校野球中継で「NHKの女性アナウンサー初」の冠事項を担う[3][4]。自身が出演する『NHKニュースおはよう日本』の担当ディレクターと2003年に結婚した。二度目の大阪勤務は生活情報番組も担当する。「愛・地球博」「NEDOパビリオン」に展示された人間型ロボット「リプリーQ1expo」のモデルとなった[5][6]
  • 2008年2月8日に生放送された討論形式の番組「かんさい特集『新知事・市長に問う 大阪の、これから』」で司会し、討論中にスタジオへ到着した橋下徹を「約30分の遅刻で到着されました」と紹介した[7]。橋下は、あらかじめ公務のため放送開始時刻に遅れると伝えるもNHKの要求が強いことから出演した[8]。橋下はこの言動で番組中に激怒し、番組後の記者会見で「『公務だ』とスタジオに連れて行かれ、女性司会者に頭にきた。出演前後の挨拶も無かった」「局に呼びつけられることが公務とは思わないので、今後、NHKには一切出ない」[9]と述べた。NHK大阪放送局広報部は、「藤井の発言は場を和ませようとしたもの」としている。ちなみに、藤井と橋下は大阪府立北野高校の同級生。
  • 2009年は深夜のニュース番組のキャスターを担当し、2010年からバラエティー番組の進行役も携わる。
  • 趣味はジョギング
  • 2012年1月に離婚[10]し、2013年3月に落語家の古今亭菊之丞と再婚[11][12]した。

担当番組

年度 番組 担当 備考
印は現在出演(担当)中。
高校野球 実況 島根県大会や春と秋の中国地方大会など[13]
1999 全国高等学校野球選手権大会 ラジオ実況[13][14] 第81回大会
2000 - 2001 NHKニュース10 スポーツほか
2002 - 2003 NHKニュースおはよう日本 スポーツ
2004 - 2005 ウイークエンド関西 進行
2005 - 2006 全国高等学校野球選手権大会 開会式進行 第87回大会第88回大会
2005 探検ロマン世界遺産 リポート 12月15日放送 (ギリシャメテオラ
2006 きょうの料理おしゃれ工房 進行 大阪発
まる得マガジン ナレーション 大阪局制作分
2006 - 2008 かんさい特集 進行 随時
2007 - 2008 いのちのラジオ ナレーション 毎年9月1日 
ビジネス新伝説 ルソンの壺 進行
2009 きょうのニュース&スポーツ メインキャスター スポーツニュース兼務
衆院選2009 開票速報 キャスター 8月31日3:00以降、武田真一(当時『NHKニュース7』平日キャスター)からバトンタッチを受け進行を担当
2010 お好み寄席 進行役
福祉ネットワーク  リポーター 随時
2011 - 2012 あさイチ 
2011 トーキング ウィズ 松尾堂 進行
2012 オリンピック名場面は テーマ曲とともに 司会 7月16日放送、ラジオ第1
2012 - 2013 夏休み子ども科学電話相談NHKラジオ第1放送 進行役 2012年度は最終週、2013年度は第1週担当
2012 - 2020 すっぴん!NHKラジオ第1放送 アンカー 8年間
2020 ニュースシブ5時 リポーター 随時
武内陶子のごごカフェNHKラジオ第1放送 代理 8月17日~21日放送、武内陶子の夏休みのため
2020 - 2022 ヒューマニエンス 40億年のたくらみ 進行 名古屋への赴任時に一時期降板するが、2022年出向出演の形で復帰
2021 - 2022 おはよう東海 キャスター 村上由利子越塚優と隔週で担当
2021 ド真ん中ジャーナル! MC 井戸田潤とともに担当
ラジオ版スピンオフ「ド真ん中ラジオ!」も担当
2022 - 2023 ヒューマニエンスQ 進行 出向出演
東海 ドまんなか! キャスター
2024 能登半島地震 被災地からの声 キャスター 1月12日放送、総合(東海北陸地方)
能登半島地震1か月 被災地からの声 2月12日放送、総合(東海北陸地方)
能登半島地震2か月 被災地からの声 迫られる選択 3月1日放送、総合(東海北陸地方)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ NHK女性アナウンサー戦後50年プロジェクト編『NHKラジオ深夜便 日本列島女たちの50年』ドメス出版 1995年12月
  2. ^ 同期生には小寺康雄アナ、橋下徹(元・大阪市長)がいる。
  3. ^ NHK女性初のラジオ中継をしたのは1999年8月10日富山県立新湊高等学校石川県立小松高等学校の隣県同士の戦いだった。試合は8回終了時点で小松5-1新湊だったが、9回表に同点になり、延長11回に新湊が4点を追加して逆転して勝った大逆転の試合だった。この日は当時朝日放送赤江珠緒アナウンサーが初めてのテレビ中継を担当した日でもあった(「〈私と甲子園5〉実況席で大きさ実感 赤江珠緒さん」朝日新聞2014年8月7日)。
  4. ^ 小野塚康之アナ (2018年7月31日). “女性アナウンサーの初実況 "甲子園・すっぴん物語"”. NHK大阪放送局. 2018年8月6日閲覧。
  5. ^ “リプリーQ1expo”. 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (2005年11月2日). 2014年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月16日閲覧。
  6. ^ “「賢人論。」第66回(前編)石黒浩氏”. 株式会社クーリエ みんなの介護 (2018年6月4日). 2020年5月12日閲覧。
  7. ^ 橋下府知事が生放送でNHK“口撃”『産経ニュース』2008年2月9日
  8. ^ 「橋下府知事、NHKに“絶縁状”生放送めぐりブチ切れ」スポーツニッポン大阪、2008年2月10日
  9. ^ 橋下府知事「NHKのスタジオ収録には出ない」『朝日新聞』2008年2月9日
  10. ^ NHK藤井彩子アナ、古今亭菊之丞とお互いバツイチ婚 スポーツ報知 2013年3月14日
  11. ^ NHK藤井彩子アナ・落語家の古今亭菊之丞バツイチ再婚!「一緒に暮らしませんか」 J-CASTニュース 2013年3月14日
  12. ^ 落語家が美魔女アナをゲット! 藤井アナ&菊之丞“結婚の裏側” ZAKZAK 2013年3月15日
  13. ^ a b NHKでは女性初の(全国ネットでの)担当として注目を集めた。
  14. ^ “'99高校野球 ひと 藤井彩子さん”. asahi.com (1999年8月3日). 1999年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月22日閲覧。

外部リンク

  • アナウンスルーム・藤井彩子
  • NHK名古屋放送局アナウンサー・藤井彩子
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(※)冬季オリンピックが単偶数年となった1994年以降を記載(FIFAワールドカップ、ラグビーワールドカップ等もこれに準ずる。)。フリーでの出演者は記載しない。テンプレート堀尾正明、神田愛花