遠くで汽笛を聞きながら

遠くで汽笛を聞きながら
アリスシングル
初出アルバム『ALICE V
B面 もう二度と…
リリース
規格 EP盤
ジャンル フォーク
レーベル 東芝EMI
作詞・作曲 谷村新司(作詞)
堀内孝雄(作曲)
チャート最高順位
アリス シングル 年表
帰らざる日々
1976年
遠くで汽笛を聞きながら
1976年
さらば青春の時
1977年
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「遠くで汽笛を聞きながら」(とおくできてきをききながら)は、1976年9月20日にリリースされたアリスの9枚目のシングル

解説

アルバム『ALICE V』からの後発シングルカットのため、オリコンチャートでは51位となり、大きなヒットには恵まれなかったが、谷村新司は度々MCなどで「アリスにとってなくてはならない曲」「ずっと歌い続けていく」と語っているように、アリスとして、谷村、堀内孝雄両名がソロとしても歌い続けている、アリスの代表曲。ライブでの披露も数多く、ベスト・アルバムコンピレーション・アルバムにも収録される頻度の高い楽曲となっている。

ジャケットには、電化前の奥羽本線・醍醐駅(秋田県横手市)の風景が掲載された[1][2]

シングル・アルバム『ALICE V』収録音源のリード・ギターは矢島賢

1996年の第47回NHK紅白歌合戦では、ソロとして出演した堀内が歌唱。2005年の第56回NHK紅白歌合戦では、アリスによるメドレーの一曲として使われた。

2020年10月28日にMEG-CDで再発された[3]

収録曲

全曲作詞:谷村新司/編曲:篠原信彦

SIDE 1

  1. 遠くで汽笛を聞きながら

SIDE 2

  1. もう二度と…
    • 作曲:谷村新司

セルフカバー

  • 谷村新司 - シングル「幸福-しあわせ-」のB面、アルバム「素描-Dessin-」(共に1986年)に収録。以降に発売されたベスト盤でもしばしば再録音されている。

カバー

  • MOGA THE \5 - NAHTとのスプリット・アルバム『A STRANGE STROKE OF FATE』(2002年)に収録。パンクバンドによるカバー。
  • つんく♂ - アルバム『V3〜青春カバー〜』(2005年)に収録。
  • 大友康平 - アルバム『J-STANDARD 70's』(2008年)に収録。
  • Chage - アルバム『Many Happy Returns』(2009年)に、谷村新司とのデュエットによるカバーを収録。
  • 吉幾三 - 『あの頃の青春を詩う vol.3』(2016年)に収録。

関連項目

脚注

  1. ^ 鮫島敬三 (2023年12月3日). “名曲「遠くで汽笛を聞きながら」 もう会えないジャケット写真の駅舎と谷村新司さん”. 産経新聞. https://www.sankei.com/article/20231203-UZZ7HXLEZBIIVKPLY7M24P2IY4/ 2024年3月31日閲覧。 
  2. ^ 「旅で生まれた転機の一曲 アリス「遠くで汽笛を聞きながら」」朝日新聞 be2012年6月9日
  3. ^ “アリス (J-Pop)/遠くで汽笛を聞きながら”. tower.jp. 2022年5月28日閲覧。
アリス
シングル
  • 走っておいで恋人よ
  • 明日への讃歌
  • 愛の光
  • 青春時代
  • 二十歳の頃
  • 紫陽花
  • 今はもうだれも
  • 帰らざる日々
  • 遠くで汽笛を聞きながら
  • さらば青春の時
  • 冬の稲妻
  • 涙の誓い
  • ジョニーの子守唄
  • チャンピオン
  • 夢去りし街角
  • 美しき絆〜Hand in Hand〜
  • 秋止符
  • 狂った果実
  • それぞれの秋
  • エスピオナージ
  • BURAI
  • 平凡
  • 天神は朝
  • アルバム
    オリジナル
    ベスト
    ライブ
    カセット
    • BEST NOW '76
    • BEST NOW
    • ベスト 10
    • ベスト・セレクション
    • BEST NOW Vol.1
    • BEST NOW Vol.2
    • ピュア・ゴールド・ベスト10
    • BEST 10
    関連項目
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