2018年の朝鮮民主主義人民共和国

2018年の朝鮮民主主義人民共和国
3千年紀
20世紀 - 21世紀 - 22世紀
2000年代 - 2010年代 - 2020年代
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
2018年
2019年 2020年 2021年 2022年 2023年

北朝鮮の国旗 (1948年以降)
2018年の朝鮮民主主義人民共和国の話題
朝鮮の歴史
■ヘルプ

2018年の朝鮮民主主義人民共和国 (2018ねんのちょうせんみんしゅしゅぎじんみんきょうわこく、朝鮮語: 2018년 조선민주주의인민공화국)では、2018年主体107年)の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する出来事について記述する。

概要

最高指導者等

できごと

1月

2月

3月

  • 3月5日 - 金正恩が韓国大統領の特使代表団のメンバーと会見した[6]

4月

  • 4月4日 - 38ノースは、平安北道寧辺郡にある「寧辺核施設」で、「黒鉛減速炉」施設の付近に新たな建物を建設していると発表。
  • 4月7日 - 朝鮮中央通信は、朝鮮半島を取り巻く情勢の流れから日本が取り残されている状況は「自ら招いたもの」だとする論評を配信。
  • 同日 - ロシア連邦クラスノダールで、タジキスタンの出稼ぎ労働者と、朝鮮民主主義人民共和国の出稼ぎ労働者が乱闘。
  • 4月21日 - 20日、朝鮮労働党の中央委員会総会を開き、核兵器開発が実現したとして、21日から核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を中止し、「北部の核実験場を廃棄する」と決定したことを朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。
  • 同日 - ICBM実験も直ちに停止すると表明。平和と経済成長を実現するために国際社会との対話に取り組む意向を示した。 金正恩は声明において、「核兵器開発を完了したため、もはや核実験やICBMの発射実験を行う必要がなくなった」と述べた。
  • 4月22日 - 朝鮮民主主義人民共和国内にて、観光バスが橋から転落する事故が起き、中国人32人、北朝鮮人4人が死亡した。
  • 4月24日 - 上の事故を受け、金正恩は中国大使館を訪問され、深い哀悼の意を表した。 24日朝、朝鮮中央通信によると、金正恩は「予想もできない事故に非常に胸が痛む」「肉親を失った遺族のことを思うと、悲しみを抑えきれない」などと述べたと伝えた。また、金は、「この悲劇的な事故を北朝鮮の人々も自分たちに起きた不幸のように受け止めている」と語ったと伝えた。
  • 4月27日 - 金正恩は板門店軍事境界線を歩いて韓国にはいり、文在寅大統領と握手を交したのち、「いつそちら(北側)に行けますか」と文がいうと、2人で北朝鮮側へ渡り、向こうでも固い握手をした。 その後、金正恩は韓国側の施設、「平和の家」の芳名録に署名した。
  • 同日 - 約10年ぶりとなる、南北首脳会談が開催。 南北首脳による共同宣言、「板門店宣言」を発表[7]
  • 4月29日 - 青瓦台は、北朝鮮が咸鏡北道吉州郡豊渓里に持っている「豊渓里核実験場」を閉鎖するときに、対外公開すると合意していたことを発表した[8]
  • 同日 - 「平壌時間(UTC+8:30)」を「韓国標準時(UTC+9:00)」に統一すると青瓦台が発表[9]
  • 同日 - 金正恩は、韓国の文大統領を通じて、日本の安倍内閣総理大臣に「いつでも日本と対話する用意はある」と伝えた。
  • 4月30日 - 最高人民会議常任委員会は、政令第2232号を以って、5/5に平壌時間日本標準時韓国標準時と同じUTC+9:00に戻す事を決定[10] 労働新聞の一面を飾った[11]

5月

同校のサイモン・オハンロンも、「病原体が広がるきっかけは、何か1つの出来事だったかもしれませんし、いくつかの出来事の積み重ねだったのかもしれません。あるいは、何らかの人為的な大事件だった可能性もあります。例えば、朝鮮戦争のような」と語った。
また、世界各国の研究者58人から成る研究チームが、この真菌がどこから広がり始めたのかを明らかにした。学術誌「サイエンス」に5月11日付けで掲載された画期的な研究で、カエルツボカビが現れた最も有力な場所と年代を1950年代の朝鮮半島とした。
  • 5月12日 - 韓国船籍のタンカーが今月、国連安全保障理事会の制裁決議に反して北朝鮮籍船舶が洋上で別船舶に横付けして物資を移し替える「瀬取り」に東シナ海で関与した疑いがあるとして、日本政府が韓国政府に対し情報を提供し、事実関係を調査するよう求めた
  • 5月13日 - アメリカ国務省のポンペオ国務長官は、FOXテレビのインタビューで、核放棄の見返りとして、経済支援を表明。また、その資金は民間資本を想定していることを明らかにした。支援の主体は「起業家や資本家ら民間資本だ。米国の納税者ではない」と指摘し、北朝鮮の電力などのインフラ整備や農業支援を進める考えを示した。
  • 5月15日 - アメリカの研究機関「38ノース」が公開した豊渓里核実験場の衛星写真からは、先月と比べ、複数の建物が撤去されていた。
具体的には、トンネルの土砂を運び出すためのトロッコが解体されたほか線路は撤去されたようだと指摘。「実験場の廃棄が始まっていることを示す決定的な証拠だ」と分析している。
一方、いくつかの建物はそのまま残されているが、これは北朝鮮が発表したように、来週、海外メディアの前で爆破や撤去が行われるのではないかとの見方を示している。
  • 同日 - 韓国統一部は、韓国と朝鮮民主主義人民共和国が5月16日に板門店の南側施設「平和の家」で閣僚級会談を開催することで合意したと発表した。朝鮮半島非核化宣言の履行に向けた具体的な計画を協議する。

閣僚級会談には、北朝鮮側から祖国平和統一委員会(CPRK)李善権委員長率いる29人の代表団が派遣される見込み。代表団には鉄道省幹部などが含まれる。

韓国側からは趙明均統一相率いる5人のチームが参加する。
  • 5月16日 - 北朝鮮は上の南北閣僚級会談の中止を通告。米朝会談準備のためという理由。
  • 同日 - 朝鮮中央通信は、キム・ケグァン第1外務次官の、「一方的に核放棄強要なら米朝首脳会談再考する」という内容の、アメリカを牽制する談話を発表。
  • 同日 - 朝鮮人民軍の将校が、民間人と共に黄海経由で韓国に亡命したと、韓国の聯合ニュースが政府筋の話として伝えた。
聯合ニュースによると、小型の船が北朝鮮との境界に近い白翎島の北の沖合で発見された。船には朝鮮人民軍の少佐と民間人が乗っており、2人とも亡命を希望したという。 韓国海洋警察はこの件について関連当局が調査を行っているとしたが、詳しい情報は明かさなかった。
  • 5月23日 - 韓国統一部は、北朝鮮が豊渓里核実験場の放棄を取材する韓国記者団の名簿を受理し、取材を許可したと発表した。
  • 5月24日 - 韓国の聯合ニュースは、北朝鮮が、豊渓里核実験場を爆破したと伝えた。
また、「ニュース1」は、4カ所ある坑道のうち3カ所が爆破されたと速報した。同通信社は取材を許可された米英中露韓5カ国の一つ。爆破が確認されていない残り1カ所の状態は不明。 同通信社によると、実験場坑道は4カ所あり、東側1番の坑道は2006年10月の第1回の核実験で放射性物質が漏れ、閉鎖中。0917年に行われた2~6回目の核実験は、いずれも北側の2番坑道が利用され、昨年9月の6回目の核実験で地盤が崩壊した。12年に掘削が完了した西側の第3坑道と、掘削中の南側第4坑道は未使用の状態。
  • 同日 - アメリカのトランプ大統領は、6月12日に予定されていた米朝首脳会談を中止すると北朝鮮に伝達したと米メディアが一斉に報道した。
また、ロイター通信は、ホワイトハウスは、トランプ大統領が北朝鮮の金委員長に宛てた書簡を公開し、今行うのは不適切と報じた。
  • 5月25日 - トランプ大統領は、米朝首脳会談が当初予定通り、6月12日に行われる可能性が残っているとの認識を示した。
北朝鮮が協議になお前向きだとする融和的な声明を出したことを歓迎し、「どうなるかみてみよう」「12日の可能性さえある。実現させたい」と述べた。

6月

ホワイトハウスのサンダース報道官6月5日、ツイッターで、「トランプ大統領と北朝鮮の金委員長の会談場所は、セントーサ島のホテル『カペラ』だ」と発表した。

7月

8月

9月

10月

11月

12月

周年

誕生

死去

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ 牧野愛博 「金正恩氏、米本土攻撃可能なICBMの実戦配備を宣言」 朝日新聞 2018年1月1日付、2018年1月3日閲覧.
  2. ^ “選手不在の規定ねじまげ アイスホッケー南北合同チーム”. 日本経済新聞 (2018年1月20日). 2018年11月25日閲覧。
  3. ^ 牧野愛博 「北朝鮮が軍事パレード ICBMらしき機体も登場」 朝日新聞 2018年2月9日付、2018年2月10日閲覧.
  4. ^ ニューズウィーク日本版「北朝鮮、五輪閉会式に韓国軍哨戒艦攻撃の金英哲・労働党副委員長を派遣」。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9590.php
  5. ^ NHK:米政府 対北朝鮮で「過去最大」の制裁措置を発表
  6. ^ 우리민족끼리 3월6일 <기록영화>"경애하는 최고령도자 김정은동지께서 남조선대통령의 특사대표단 성원들을 접견하시였다." http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=centertv&no=38355
  7. ^ “板門店宣言全文”. 日本経済新聞 (2018年4月27日). 2018年11月25日閲覧。
  8. ^ “속보 靑 “北, 풍계리 핵실험장 폐쇄 때 대외 공개키로 합의””. 동아일보. (2018年4月29日). http://news.donga.com/home/3/all/20180429/89850717/1 2018年4月29日閲覧。 
  9. ^ “속보:靑 “30분 늦은 北 표준시, 서울 표준시로 통일””. 동아일보. (2018年4月29日). http://news.donga.com/home/3/all/20180429/89850807/1 2018年4月29日閲覧。 
  10. ^ “北 최고인민회의 "평양시간 5월 5일부터 고칠 것"(속보)”. 聯合ニュース. (2018年4月30日). http://m.yna.co.kr/kr/contents/?cid=AKR20180430007700014&site=hl1 2018年4月30日閲覧。 
  11. ^ “경애하는 최고령도자 김정은동지께서 조선민주주의인민공화국 표준시간을 다시 재정활대 대하여 제의하시였다”. 労働新聞. (2018年4月30日). http://www.rodong.rep.kp/ko/index.php?strPageID=SF01_04_01 2018年4月30日閲覧。 
  12. ^ “世界卓球で南北合同チーム結成、準決勝で日本と対戦へ”. フランス通信社 (2018年5月4日). 2018年11月25日閲覧。
  13. ^ The highly anticipated meeting Donald Trump Twitter 2018-5-10
  14. ^ “米朝首脳会談、シンガポールで開催 6月12日 トランプ氏が発表”. 日経電子版. 日本経済新聞社. (2018年5月10日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30349510Q8A510C1MM8000/ 2018年5月10日閲覧。 
  15. ^ “南北首脳、板門店で2度目の会談 非核化を協議か”. 日本経済新聞 (2018年5月26日). 2018年11月25日閲覧。
  16. ^ “アジア大会の南北合同チーム、調和のカギは年上敬う「韓国文化」”. フランス通信社 (2018年8月21日). 2018年11月25日閲覧。
  17. ^ “南北離散家族、約3年ぶりに再会 首脳会談で合意”. 日本経済新聞 (2018年8月20日). 2018年11月25日閲覧。
  18. ^ 南北連絡事務所、14日に北朝鮮の開城に開所 | ワールド | ニュース速報 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
  19. ^ “南北朝鮮首脳が平壌で会談”. 日本経済新聞 (2018年9月18日). 2018年11月25日閲覧。
朝鮮中央テレビ17時・20時「報道」より。
  • http://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=centertv

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、2018年の朝鮮民主主義人民共和国に関連するカテゴリがあります。
  19世紀 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 23世紀  
2000年代 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2010年代 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
2020年代 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年 2026年 2027年 2028年 2029年
2030年代 2030年 2031年 2032年 2033年 2034年 2035年 2036年 2037年 2038年 2039年
2040年代 2040年 2041年 2042年 2043年 2044年 2045年 2046年 2047年 2048年 2049年
2050年代 2050年 2051年 2052年 2053年 2054年 2055年 2056年 2057年 2058年 2059年
2060年代 2060年 2061年 2062年 2063年 2064年 2065年 2066年 2067年 2068年 2069年
2070年代 2070年 2071年 2072年 2073年 2074年 2075年 2076年 2077年 2078年 2079年
2080年代 2080年 2081年 2082年 2083年 2084年 2085年 2086年 2087年 2088年 2089年
2090年代 2090年 2091年 2092年 2093年 2094年 2095年 2096年 2097年 2098年 2099年
2100年代 2100年
朝鮮民主主義人民共和国の歴史
東アジア
東南アジア
南アジア
中央アジア
西アジア
北アジア
その他
各列内は五十音順。
「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
関連カテゴリ:Category:2018年のアジア
スタブアイコン

この項目は、朝鮮に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:朝鮮)。

  • 表示
  • 編集