クレオダイオス

クレオダイオス（古希: Κλεόδαιος, Kleodaios）は、ギリシア神話の人物である。ヘーラクレースの子ヒュロスとイオレーの子で、エウアイクメー^[1][2]、アリスタイクメーと兄弟^[1]。アリストマコス^[3][4][5]、アキレウスの息子ネオプトレモスと結婚したレーオナッサの父^[6][7]。

一説にテーメノスの父であるともいわれ^[8]、ヘーラクレイダイを率いてペロポネーソス半島への帰還を試みたともいわれる^[9]。スパルタにはクレオダイオスの英雄廟があった^[10]。

系図

脚注

参考文献

• アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫（1953年）
• パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍溪書舎（1991年）
• 『ヘシオドス 全作品』中務哲郎訳、京都大学学術出版会（2013年）
• ヘロドトス『歴史（中・下）』松平千秋訳、岩波文庫（1972年）
• 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店（1960年）